●016 秋の山 あきのやま 〇いろづくもみじにいろづくこのみ

 表題:秋の山
 読み:あきのやま

 収録:(A)高等女學校音樂教科書 1 渡邊彌藏,山本壽共著 大阪寶文館 1929(S.4).9.28=初/1930(S.5).11.4=訂正再版 ◎Copy=(K15)

 記譜:単声(伴奏なし) ト長調 4/4

 インチピット:ソ|ドドドシド|レレレドレ|ミミファミ|レ

 曲:ライヒャルト,ヨハン・フリードリヒ(Reichardt, Johann Friedrich)(1752-1814)[ドイツ]
 詞:犬童球渓

 ※自筆楽譜ノートA1-1あり(確認スミ!)

 ※原曲楽譜あり?
  Erk's Deutscher Liederschatz
  Vol.3 Num56
  ※ただし横の歌詞は「登山」(277)


[詞] ※高等女學校教科書1より

1.色づく紅葉に色づく木(こ)の實 錦を晒(さら)して眞玉(またま)をかざる
  美はし美はし立田の姫かも 染めて織りて縫ひて あはれ誰(た)に著(き)する

2.木の間をくぐりて落葉をふみて とりどり誇るは 初茸(はつたけ)しめぢ
  おもしろおもしろ家路を忘れて 笑ひ歌ひ叫び あはれ一日(ひとひ)送る


(C) Kyukei Kinenkan 2024